肉球はツートン
小児科での入院だった.
私がこだわって希望した小児科だが,
実際に看護してもらうといろんな場面で場違いな感じがした.
採血は3人がかり.
息子は歩けないから逃げ出す事はないが,注射だと分かると腕を引っ込めて伸ばさない.
その力が半端なくて看護士さんもびっくり.
腕は血管が見えないからダメで,手の甲になんとか留置針が入った.
針を抜いてしまわないように添え木をしてテープをぐるぐる包帯をぐるぐる.
その添え木のサイズが一番大きいものがなんとか合ってセーフ.
また,眠った状態でベッドからストレッチャーに移乗するのがひと騒動.
薬で眠らせて検査に向かう.
起きている時ならベッドから車いすへの移乗は私一人でできるが,
眠って横たわっている状態ではムリ.
看護士さんたちはまたしてもこんな大きい人には慣れていなくて右往左往.
すみませんっていう気持ちでいっぱいになった.
針を入れるときはあんなに抵抗したくせに,
その後は意外にお気に入り!
手をひらひらひらひらくねくねくねくね
まんざらでもない様子だ
学校の先生に見せたいと言っていた.
MRIの待ち時間,ぼーっとしていようと思っていたのだがすぐ目の前にTVがついていてNHKの番組が目にとまった.
なんと「老障介護」についての特集だった.
「老老介護」っていう言葉は聞いた事があるが,「老障介護」は初耳だった.
これも社会問題になっているんだ~
番組では79才の母親が44才の息子の介護をしている日々の暮らしを取り上げていた.
うちの息子よりは少し障がいが軽くて体重も軽いだろうか・・・
毎日6時間の通所と週に数回のヘルパーを利用している点でうちと同じような生活だ.
でも79才・・・
「こんな暮らしがこの先何年も続けられるとは思っていないが,何才になっても息子はかわいい.」
「できれば自分が息子を看取りたい.」言っておられた.
悲壮感もなくそれはそれで楽しい毎日かも知れないが,
ヘルニアを患いながら息子さんをエイッと座椅子にずり上げたりする姿を見て.
ず~んと気分が落ち込んだ.
そりゃあ無理だよ・・・
老婆と肢体不自由の息子の組み合わせはこうして傍から見るとムリムリムリて思う.
久々の幅60cmの布団体験だった.
息子のベッド脇の地べたにちょっと厚めのブルーシートを敷いてその上に60cm幅布団を敷いて寝る.
意外に悪くない.
60cmあれば十分なんだと感心する.
でも今日帰宅後に頭痛がしてきて耳もキ~ン(めまいの兆候)ってするから,やっぱりぐっすりは眠れなかったんだろう.
速攻頭痛薬をのんだ.
お疲れ様でした。
病院って結構看護師さんの出入りがバタバタしていたりして、ゆっくり寝ていられない状況だよね。
患者も疲れるけど、付き添いの方はホントに寝れないと思う。
今宵は、ゆっくりお風呂に入って、お休みください。
by pokemaco (2011-05-31 21:57)
pokemacoさま
なぜか病棟の空気をなつかしいと感じてしまいます.前世の職業は看護士だったかもな〜んて.
でもやっぱおうちがイチバンです!
by みいみ (2011-06-01 06:50)
検査はたいへんだったのですね。。。
お家でゆっくりお休みになって、今日は少しは元気になられましたか?
大好きなお母さんとお兄ちゃんが戻ってきて、ミルさんは大喜びですね〜♡♡♡
by のらん (2011-06-01 14:30)
追伸/ ウチの猫どもも、黒白ですから、肉球がツートーンです♪
by のらん (2011-06-01 14:32)
のらんさま
ネコ達はいつものようにわさわさと出迎えてくれたのですが時にはイヌなみに体いっぱいで喜びを表現してもらいたくなります.ネコらしくがイチバンではあるのですが・・・.
by みいみ (2011-06-01 18:09)