息子の靴を作るためJRと地下鉄に乗って靴屋さんにいった.
靴といえば今年はじめに身体障害者手帳を使って補装具というか整形靴を作ったばかり.
が,
残念なことにこの靴をあまり履くことがなくなってしまった
そのわけは,
その1,履かせるのにあまりに時間がかかる.
片足だけで5分ぐらいかかる.
(5分って短いと思うかもしれないけど,5分かけて靴を履く人ってあんまりみかけないよね)
足の緊張をほぐしながら正しく足を入れてベルトをするのがかなり大変
その2,私以外の人ではうまく履かせられない
作業所ではトイレの時に靴を脱ぐが.その後で職員さんが正しく履かせることが難しい
正しく履けないのであれば整形靴はかえって害があるものになってしまう.
あちこち赤くなったりひどい時は皮が剥けたりする.
つまり履かない方がマシ.
自宅では室内で靴を履いていないが,作業所では室内だけど足の保護のためにやっぱり靴は必要だ.
たくさんの人が集まって動きも多い.車いすに乗っているといちばん先端の無防備な部分が足のつま先で怪我しやすい.
また息子の足は変形がひどく骨があちこち出ていて,その部分が足どうしでバッティングしたり車いすのフットで擦れたりするのを防ぐ役目がある
石膏で膝下からすっぽり足型をとって作成する整形靴はフィットするのが当然なのだが,
なんせ足は過敏でちょっと何かに触れただけでつっぱったりぶるぶるふるえたり指が全部まるまってしまったり大変なのだ.
親指の上に人差し指がのってしまうのはしょっちゅうだ.
自分で修正することもできない.
靴の内側には骨が当る部分に柔らかい素材のものを厚く入れてもらっているが,靴が正しく履けていなければ意味がない
そんなふうで整形靴の限界を感じて,「靴はやっぱり靴屋だ!」っていう結論に達した
(といってもこの靴職人さんはかつては整形靴を作っている会社に勤めていた人)
スポンジみたいなもので足底の型をとった.
お願いしたことは,
1,足の保護が第一
骨が出ている所,車いすに当る部分とか傷にならないよう足の保護がちゃんとできるもの
2,着脱が簡単 私以外の人でも履かせられる
3,整形靴よりはフツーの靴に見えるようなもの
完全オーダーメイドのつもりでいたけど,既製の軽量スニーカーを大幅にリメイクして作ってもらうことになった.
出来上がりは約3週間後
たのしみ~
お吸い物に入れようとそうめんを一束出しておいたら,
行方不明に!
ミルマルもいない!
息子のベッドの下で発見
ばらしながら食っていた!
即取り上げた.
(そのまま茹でて食べた)
今日も訪問ありがとうございます.
うちのミルのフルネームは「ミルチャ」といいます.
2008年生まれの多摩動物園のユキヒョウの名前からとりました.
そのミルチャのおかあさんのマユが9月14日に亡くなりました.
油圧扉に挟まれるという残念な事故です
悲しいです.
今後こんなことがおこらないように扉の工夫をお願いしたいものです